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身体の健康は、認知のあり方が9割

2024.11.15

本日は雨のなかのラージャ・ヨガ経典魂の光研究講座でした。

昨春スタートした同講座ですが、右から左までびっしり文字が詰まった本の厚さを手にしたとき
受講者の誰もが終わりの見えない扉を開けてしまった一抹の不安があったことと思います。

四季を通過しながら積み重ねていくうちに、今では第3章の終わりが見えるところにきました。
この調子で進んでいけば半年でゴールに到着するでしょう。

本書の何よりも素晴らしいのは、学んで理解していくたび受講者のお顔が変わっていくことです。

あやふやに理解すること、わかったようなわからないような曖昧さ、感覚的なフワッとした理解。
これまでは、精神世界を学んでもこのような理解を重ねてこられらたのではないでしょうか。

この理解を心に溜めていくほど、理解能力は低下します。
認知のあり方とつながっている身体は、芯のない地に足がつかない状態になります。
ですから、姿勢がゆがんでしまうのです。

真理、智恵、法則といった精神世界を学ぶということは、一般常識から生きてきた人生を自然界から見直し、
自然界の法則と照らし合わせて認知のあり方を改善していくことです。

誤っていた価値観に気づいたり、反省したり、過去を反面教師にできるようになると生き方は変わります。

自分の気づいていなかった言動、他の人の気持ちにも気づけるようになるから人間関係も改善されます。

そうできるのは、精神世界からものごとの結果を起こす原因を学ぶからです。

たとえば、「魂とつながる」という漠然とした理解。
これは、学んでいることにならず言葉を知っただけにすぎません。
魂が身体にどう反映し、どこをどう接続し、どのルートで魂とつながるのか具体的に接続方法を学びます。

そして、その接続方法を頭でわかっただけでは現実になりません。
自分ごととして理解し、想像し、自分の心と身体で想像できるようになるまで理解します。
そればかりでなく、魂とつながってどうするのか、ここまで計画的に学ばないと実現されません。

当講座の受講者はここまで学んでいかれます。
ですから、心が変わり、生き方が変わり、身体が強く健康になっていくのです。

身体を健康にする手段は運動だけではありません。
アーユルヴェーダの治療では、患者に二度と同じ過ちから病気を起こさないように知恵の学びも処方されます。

智恵を学んで心を入れ替え生き方を改善するのです。
身体の健康は心の認知のあり方を反映しているからです。
これは、わたくしのインド生活でお世話になったアーユルヴェーダドクターが実際に実施していたことです。

身体の治療と同時に心の認知の歪みも治療するアーユルヴェーダの処方箋は当サロンメニューの基礎です。
身体だけ、頭で知識を理解するだけ、どちらか一方では偏った心の認知を形成します。
両方をバランスよく実践していくことで、心身の健康はもとより社会的にも人生的にも健康になるのです。

一般に「不思議な世界」「あやしい」と言われている精神世界ですが誠実に学んでくだされば
心と身体の天然の治療薬であることが自分の心と身体を通しておわかりいただけます。

本日の受講者の皆さまは、2時間半しっかり学ばれ明るい笑顔で帰っていかれました。
日常に戻られましても、心に知恵の光が灯されていることでしょう。
どうぞ、その光であなたの人生を輝かせてくださいね。