コラム
精神と時の部屋の瞑想は玄関から
2024.10.22
瞑想サロン精神と時の部屋は、瞑想をたしなむ世代を迎えた大人のための瞑想サロンとして
2024年10月17日にオープンいたしました。
瞑想は、坐禅をくんで目を閉じているばかりでも、どれだけ長く保てるかでも
瞑想ができるようになったかどうかをはかるものではありません。
大人の瞑想は、一般のこのイメージを超えていくことを教えています。
大人だからこそ瞑想の本質を極めていただけるようにご指導しております。
なぜなら、どんなに持っていてもお金は亡くなったら持って行けませんが
瞑想は今努力して開眼しておけば、肉体がなくなってもどこまでもたずさえていけるからです。
亡くなられた方に生前のものを持たせることがありますが
わたくしなら瞑想の意識をはずさないようにと祈ります。
何をみて何を聞いて、何を思い出したとしても・・・
一般に瞑想は、イライラや不安を和らげるとして活用されています。
40歳を過ぎたらこの瞑想は卒業します。
イライラや不安、怒りを和らげようとしてもそう簡単にできるものではないことを
生きながらにして悟られたでしょう。
瞑想で怒りが和らぐのは副産物としてついてくるものです。
目標ではありません。
目標ではないものを追うより本質を極めましょう。
瞑想によって未開発の認識、新しい次元の視座をひらきます。
そういたしますと、俯瞰、直観、洞察、熟考力が覚醒しものの見方が大きく変わります。
座って目を閉じているだけの瞑想レッスンでは、瞑想の力を日常で発揮できなくなります。
日常では体は緊張していますし、思考もフル稼働しているからです。
そんな真逆の境地で、瞑想の意識を保ちつづける難易度を想像されたことはありますか?
「思考」と「瞑想」のはざまで俯瞰する意識を保ち続ける繊細さと精神力。
大人の瞑想レッスンは、まさにこの繊細さと強さの両極を人格の一部にしていくことです。
そうすれば自然とものの見方が変わっていきます。
そのため、サロンレッスンのすべてが瞑想のトレーニングになるよう意図されています。
まず、玄関です。
姿見のように大きな玄関のガラスにはうそ偽りなく今の自分がうつし出されます。
表玄関から入り、サロンの玄関に近づくにつれ、表情、歩く動作がうつし出されます。
自分を俯瞰する落ち着きを持っていらしてるかどうか、確かめてから入室いただきます。
サロンの玄関は、まるで神社にある鏡のような役目を果たしています。
大人の瞑想レッスンは、玄関からすでに瞑想レッスンが始まっております。
それでは、サロンでお待ちしております。