コラム
瞑想サロン精神と時の部屋は、瞑想のためのサンクチュアリ
2024.12.05
いつも瞑想サロン精神と時の部屋をご利用いただき、ありがとうございます。
瞑想サロンは、館内すべてが「瞑想」を目的に新設されたサロンです。
今、なぜこうした静かになれる場所が必要かといいますと、常に何かを考え、中には沈黙が耐えられないとばかりにお喋りをして、自分と向き合う機会がないからです。
日常生活は、この身体の外側にあるものに意識を向けて生きていく場所です。ですから、いざ精神的に価値のあるものに意識を向けて考えるとなると、むずかしく感じてしまうのです。
本当の自分とは?魂とは何か?といったことを考えるマインドではなくなってきているのですね。
物質的社会から身を引いて、精神的に過ごすことを「隠遁」「リトリート」といいます。
精神修行の一環であったこの行いが市民権を得て、リゾートホテルの宿泊プランにもなっていますね。
しかし、中には形だけ瞑想し、考えがあちこち飛んでいるという落ち着きのない人もいることでしょう。
だからこそ、当サロンは会員制を設け、瞑想の場であることをわきまえられる大人の方に限定しております。
そうすることで、落ち着きのない空気を放つ人と空間を共にするストレスがなく、瞑想のマナーを心えた人どうし気持ちよく過ごしていただけます。
当瞑想サロンには、自分と向き合い、生き方を見直したいという考えをお持ちの方が集う傾向があります。
自分の魂を高めていこう、生き方を高めよう、精神的に役にたつ仕事ができるように人間力を磨いていこう。
そんな志しのある方が同じ場所に集い、ヨーガ、瞑想、真理の学びなど精神的活動を行なっていくと、瞑想サロンに精神的な磁場がつくられていきます。
この磁場が安定するほど瞑想サロンはサンクチュアリになり、会員様はここで瞑想的に過ごしていただけるようになります。
こうした空間では、日頃できない精神的な話を心おきなく話せる魂の友もみつかります。
インドにいたころヨーガの師は「同じ志しを持った誠実な仲間を持ちなさい」と教えてくれました。
同じ智慧を学び、分かち合うことは魂の交流になります。
精神という目に見えない成長は、単独で追求することはできません。仲間が必要ですよ。
身体を整え、心を清め、静かに自分と向き合う時間を持つことは人間関係のある社会を生きるマナーです。
ヨーガの道は、この精神的なマナーを身につけることから始めます。
忙しいのは現代人に共通のリスクです。
それでもここに努力できる人は、人間関係と仕事のストレスを背負いながら歩むヨーガの道から、精神的に次元の高い道を健康的に歩んでいく道に進路変更していけることをご存じですか?
この道には「迷う」「理解できない」「続かない」「変わらない」といった苦悩はありません。
一貫した知識とその指導者、そして、分かち合い喜び合える誠実な友、この三つがある道だからです。
瞑想サロン精神と時の部屋には、このトリニティがございます。
これは、ヨーガの道を安全に、大いなる力に導かれている安心感で大河に続く切符です。