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瞑想サロン精神と時の部屋の40、50代からのヨーガのレッスンについて

2024.11.22

いつも瞑想サロン精神と時の部屋をご利用いただきありがとうございます。

瞑想サロン精神と時の部屋は、40、50代に必要なヨーガ、瞑想指導を行なっています。

サロンを訪れてくださる方は、これまで自分探しに迷ってこれらた大人の方です。
ところが、ヨーガ、瞑想を通して自分を見出そうとしたけれど「実になっていない」と。
なぜ、自分探しは迷路に入ってしまうのでしょうか?

自分探しは、他人軸で探してしまわないよう自分の心を知ることから始めます。
そのため、自分の心と特定した心を知る前に普遍的な心の働きを学びます。

心は、五感に入ってきた情報に自分を関連付けて反応するための情報処理センターです。

ですから、自分の言動を観察していることさえできれば自分の心を知ることができます。

観察できるようになると、心が思った通りに思考しない働きをすることに気づいたり、

自分の望むことを実現するように身体が行動しないことに気づいたりします。

その気づきは、心と身体にヨーガが必要なときです。

ヨーガは、心と身体をあなたが扱いやすくするための行い。
自分の意志に従う心と身体に設定しなおします。

ここで問題があります。
40年以上生きてきた心と身体は、自分の意志が通じないほど強力にパターン化されています。
生きづらさはここにあると言っても大袈裟ではないでしょう。

生きづらさは、心と身体が自分の望みを実現するように働かないことから生じる感情です。
この感情から、もっと別の自分がいるのではないかと期待して自分探しが始まります。

しかし、心と身体が自分の意志に反して動くパターンを解除しない限り期待する自分には出会えません。
なぜなら、心は過去のデータをもとに思考し、身体は思考の通りに動くからです。
ですから、自分の方が心と身体に従わされていることになります。

ヨーガはこの立場を逆転させる行いです。

もっと厄介なのは、心の下した判断を脳がすんなり受け入れてしまっている状態です。
ダイレクトに脳の下の身体に再現されていくからです。
ですから、心と脳の連携パターンも再設定する必要があるのです。

ヨーガは、心と脳のつながりの間に介入する意識を構築するための行いです。

当方のヨーガレッスン「認知ケアのための脳活ヨガ」は、この再設定に徹底しています。
とくに、もっとも難しい40歳以上の大人の心と身体を再設定することに特化しています。

いかに心に抵抗を起こさず、身体に緊張を与えず、脳にストレスを生じさせず再設定するかが重要です。
これらを生じさせてしまうと、もとのパターンを解除させないように身体がこわばるからです。

そのため、レッスン環境、レッスンの定員、指導者の雰囲気、指導中の間のとり方、指示のタイミングといった見えない指導技術が成功の鍵になります。

その中でも重要なのは指導者の声です。
神経は、声の質によって働き方が変わるからです。

もう一つは、指導の言葉。
脳に健全な動きのパターンをインストールしていくように、指導者は言葉の使い方に注意を払います。

人生後半は、第二の人生と言われます。
人生前半までの心と身体のパターンを解除して、自分の意志に従う心と身体に設定しなおしてみませんか?

そうすれば、第二の人生は理想ではなく本当に自分の人生に起こせるようになるのですから。