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瞑想サロン精神と時の部屋の大人に向けた瞑想レッスン

2024.11.10

いつも瞑想サロン精神と時の部屋をご利用いただきありがとうございます。

地下の瞑想ルームと、1階の智慧の間に本日から暖房が入りました。
午前中、個人指導にいらした会員様がホームで電車を待つ朝の寒さを教えてくれました。

当サロンの会員様は遠方からお越しの方ばかりです。
午前中のレッスンですと早朝のいちだんと寒さが増すなかお越しいただかなければなりません。
サロンを暖かくしてご到着をお待ちしておりますね。

利便性を追求する現代に、電車を乗り継いでまで瞑想へ行くの?!と感じられるかもしれません。
しかし、この非効率的な選択と引き換えに手に入れられるものがございます。
ですから、落胆なさらないでください。

精神性、情熱です。
何の役にも立たないものでしょうか?
そんなことはございません。

人格の一部にしていただければ、この威力がわかります。

なぜなら、内なる力はこの力に反応して目覚めるからです。
この情熱は、線香花火のようにパッと燃えて消えてしまう炎ではありません。

昔の人間は自分の足で歩いて何日もかけて聖地へ赴きました。
雨の日も風の日も、目指す方向へ向かって歩み続ける精神力。
現代の私たちにもあるのでしょうか?

私利私欲を満たせるなら「並んでも食べたい」のように頑張れるのかもしれませんね。

瞑想から得られる結果は、私利私欲を満たすものとは逆かもしれません。
だからこそ、瞑想や智慧の探究は老体へ向かい始める年齢の人に適しているのです。
なぜなら、肉体が活発なエネルギーで活動するぶん意識は外側へ向かうからです。

この外側へ向かう意識層が存在するからこそ社会は発展し、経済も活性化されるわけです。
私利私欲にうったえる戦略も、この世代ならニーズと供給が合致して効果的です。

しかし、人類すべてが外側へ向いていたら精神の層が薄弱になりこの世のバランスは崩れます。
物質的なことに意識が向く若い世代が存在する反面、精神的なことに意識が向く世代が必要です。
わたくしのような世代は、精神面の発達を担い物資社会とのバランスをとる役目を果たせるのです。

老体に向かいはじめると、はしゃいだり、つるんだり、無駄なおしゃべりが苦手になってきます。
ひとりで静かにいた方が良いと感じる方も多いでしょう。
瞑想サロン精神と時の部屋は、そんな大人の方に向けた瞑想サロンです。

大人は、生きづらさや人間関係のストレスから瞑想やヨーガに取り組む段階は卒業します。
なぜなら、それらがあってこそ人生だということを年齢を重ねるなかで悟ってくるからです。

ストレス解消という終わりのない戦いを老体になっても続けますか?

それとも、ブッダが説いたように生老病死があることが人間の一生であり悩みがあることも人生。
そう悟ることができれば、その境遇でどう生きればいいかという視座に方向転換できます。
この視座に立てたとき、瞑想と智慧の真の実践がはじまるのです。

では、よろしいでしょうか?

瞑想サロン精神と時の部屋のご利用方法をご案内します。

当サロン代表の初版「覚醒のヨーガ」に記したように、瞑想は進化した人類に開花する新しい認識です。
過去に知ったことや記憶、習慣、思い込み、先入観で見るのではなく、ありのままに直に理解する能力です。

この認識を「直観」、「大局観」ともとらえられます。
とても素晴らしいですが、大きな盲点があるのです。

座って目を閉じているときは直観できても日常になるとこの認識は消えてしまう。
これでは人生は変わりません!!

ですから、当サロンでは座って目を閉じる瞑想スタイルは取り入れていません。
とくに老体に入った身体にこの瞑想法は無理があります。
なぜなら、肉体そのものが記憶の貯蔵庫になっているからです。

目を閉じたとたん、これまでコントロールされてこなかった思考が猛威をふるってくるでしょう!!

このようなリスクも熟知しておりますので当方の指導はとても繊細です。
いかに思考に猛威をふるわせず心を訓練していくかが勝負なのです。

瞑想という大局観、宇宙視座を開眼するために必要な能力があります。
これらを身につけられるレッスンをご用意しております。

大人のリベラルアーツ講座を通して、心の集中、想像力、意識的に思考を建設する能力を養えます。

ヨーガレッスンを通して、魂の純粋な波動に感応できる五感、筋肉、骨、神経に進化させることが可能です。

ヨーガレッスンよりワンランク上の結果を望む方には、覚醒のヨーガ個人指導をご提供しております。

どのプログラムを始められても、誰もが通る通過点がありますので、知っておかれてください。

コップいっぱいに入った水のなかにインクを一滴たらしても相変わらず透明な水のままのように変化を感じられない時期があります。

この水の例えから想像すれば、変化を感じられないことは自然なことだとわかります。
これまで水の精力の方が強かっため、一滴のインクをたらしたところで何の変化も起こりません。
水(自分)とインク(魂)の波動が次元的に違いすぎるため、この距離を縮めていく必要があるのです。

ということは、一滴のインクの回数を増やしていけばいくほど・・・想像できますよね?

この距離とは、日常生活を生きてきた心と身体と、魂の意識の次元的な相違です。
この次元的な距離をどうやって縮めていくか?!
その方法は、ヨーガ・スートラです。

ご興味のある方は、大人のリベラルアーツ講座「ヨガスートラ経典「魂の光」研究講座」にご参加ください。
概要は当コラムに掲載しております。

では、この距離を縮められたらそれで魂の意識で生きられるのかというと、そうではありません。
魂の波動を、この肉体で、日常生活で維持できるように「生き方を変える」必要があります。

この生き方は、AABライブラリー様発行の「ホワイト・マジック(上)(下)」に書いてあります。
ホワイト・マジックは、ヨーガ・スートラを当研究講座を通して1冊網羅した方の次のレベルです。

このように、大人を対象にした当サロンの瞑想レッスンは、着実な道で確実な瞑想の実力をつけていただけるようにご案内しております。

なぜなら、誰もが必ず経験する「死」を自分ごととして考えていく時間がどんどん増えていくからです。

そのとき、情報しか認識できないでは不安が募るばかりです。
内側から主観的に、どう生きたらいいか答えが湧いてくるように心を進化させなければなりません。

抗えないもの、死期が迫ったときに、どうしたらいいか自分ひとりでわかるように。

そんな強さを内に秘めた真の大人になる階段をのぼっていきませんか?