コラム
セリーヌ・ディオンさんのドキュメンタリーから考えさせられる50代後半の人生
2024.11.30
いつも瞑想サロンをご利用いただきありがとうございます。
アマゾンプライムで、ドキュメンタリー「アイ・アム セリーヌ・ディオン〜病との闘いの中で〜」を見返しています。
世界的なスーパースター、セリーヌ・ディオンさんの病と闘う姿を嘘偽りなく描かれた1時間43分。
同い年のわたくしの心をわしづかみにしました。
何がそうしたのかというと、セリーヌさんの精神力と、表情です。
セリーヌさんが遠くをみる表情。
なぜかいつまでも見ていられるのです。
とても静かです。
おかしな表現をすると思われますが、わたくしにとって表情は内臓が可視化したものなのです。
人間の身体をエネルギー的にも認識するようになると、内臓は感情表現の器官であることがわかります。
内臓は、空気に触れるとダメージを受けると言われるくらいデリケートです。
険しい表情、寂しい表情、悩んだ表情。
こんな表情をした夜は、優しい表情をして内臓を労ってから眠ってくださいね。
世界的なスーパースターであれば、年齢を重ねたお顔を形成されることはメイクの一部でしょう。
しかし、ドキュメンタリーの中のセリーヌさんは、年齢そのもののお顔をノーメイクで映されています。
わたくしの顔もそうですが、皺もたるみもあります。
セリーヌさんのお顔のたるみが愛おしい。
フジ子・ヘミングさんの演奏される肘の皮膚のたるみを間近に拝見した時もそうですが、愛おしさと尊敬の念が入り混じった気持ちになります。
そんな生きた証しの皺を恥ずかしがる、隠そうとするのですよね、人間は。